こんにちは。and,aでプロモーションを担当している高村です。

「会社の動画、作っておいて。」
この一言を、急に上司から言われた経験はありませんか。
言われた瞬間、「どんな動画?」「どこに頼めばいいの?」「これで本当に成果につながるの?」と、頭の中に「?」がたくさん浮かびますよね。
私自身、これまで多くの動画制作プロジェクトに立ち会ってきました。
そこで気づいたのは、「動画そのもの」より「動画の前後の整理」のほうが、成果を大きく左右するということです。
この記事では、はじめて動画を担当する方が、最初に整えておきたい視点を3つに絞ってお伝えします。
「とりあえずかっこいい動画」が、いちばん失敗します

動画制作の相談で一番多いのが、「とにかくおしゃれな動画を作ってほしい」というご要望です。
気持ちはよくわかります。
でも、ここに落とし穴があります。
動画は、プロモーションのどこか1か所で使う「部品」です。
部品単体がかっこよくても、置く場所が決まっていなければ、効果は発揮できません。
たとえば「知ってもらう」場面と「比較して選んでもらう」場面では、必要な動画の中身がまるで違います。
| 使う場面 | 動画の役割 | 尺の目安 |
|---|---|---|
| まず知ってもらう(広告など) | 一瞬で印象を残す | 15〜30秒 |
| 比較・検討してもらう(サイトなど) | 信頼感を伝える | 60〜90秒 |
| 申し込みの後押し(LP・商談) | 行動のきっかけを作る | 30〜60秒 |
「どこで・誰に・何のために」が決まらないまま発注すると、「かっこいいけど、結局どこに使えばいいかわからない動画」が出来上がります。
整える視点①「誰に・どこで届けるか」をセットで考える

「ターゲットは?」と聞かれたとき、「20〜30代女性」とだけ答えるケースをよく見ます。
これだけだと、制作会社は動けません。
「誰に」と「どこで」をペアで決めるのがコツです。
同じ「20〜30代女性」でも、
- TikTok で見る人 → 縦型・15秒・テンポ重視
- YouTube で見る人 → 横型・60秒・物語性
- 採用サイトで見る人 → インタビュー中心・3分前後
媒体まで決まると、尺・縦横比・トーンが自然と決まっていきます。
「どこで見せたいか、まだ決まっていない」という状態でも大丈夫です。
社内で「できあがった動画、まずどこに置きたい?」と一言聞いてみてください。
意外と、答えはすぐ見えてきます。
整える視点②「どんなシーンを入れるか」より「何を感じてほしいか」

制作会社へのオリエン(最初の打ち合わせのことです)で、つい絵コンテのように「このシーンを入れてほしい」と細かく伝えたくなる気持ち、よくわかります。
でも、これは逆効果になりがちです。
制作会社に伝えるべきは、「見た人にどう感じてほしいか」です。
- 「安心できそう」と感じてほしい
- 「自分にも使えそう」と思ってほしい
- 「この会社、ちょっといいかも」と思ってほしい
感情のゴールが決まっていれば、シーンや演出はプロが提案してくれます。
逆に、ゴールが曖昧なまま絵だけ指定すると、「見栄えはいいけど何も残らない動画」になりがちです。
うまく言葉にできないときは、
「こうなったら成功」と「こう思われたら失敗」
の2つを書き出してみてください。
それだけで、制作会社の動き方は大きく変わります。
整える視点③「作って終わり」にしない仕組みを最初に話す

意外と盲点なのが、「完成後のこと」です。
動画は、できあがった瞬間から効果の検証が始まります。
- 何回再生されたか
- どこまで見られているか
- 動画を見た人がサイトに来てくれたか
これを後から測ろうとすると、計測タグ(再生数などを記録する仕組みのことです)が入っていない、GA4(Googleが提供しているアクセス解析ツールのことです)と連携できていない、と後追いが大変になります。
最初の打ち合わせで一言、
「この動画の効果、どうやって測りますか?」
と聞いておくだけで、その後の動き方が変わります。
この質問にすっと答えが返ってくるかどうかで、長く付き合えるパートナーかどうかも見えてきます。
「何もわからない」のまま相談しても大丈夫
ここまで読んで、「これ、全部準備してから連絡するの?」と思われた方、安心してください。
完璧に揃えてから連絡する必要は、まったくありません。
「目的はなんとなくあるけど、うまく言葉にできない」「予算もまだ決まっていない」という状態でも、十分にご相談いただけます。
そういう段階から一緒に整理していくのは、私たちの仕事の一部です。
「何もわからない」は、そのまま正直に伝えていただいて大丈夫です。
and,aでは、映像制作・プロモーションの初回相談を無料で受け付けています。
「動画を作るかどうかも、まだ迷っている」という段階でのご相談も歓迎しています。
まずは気軽にご連絡ください。
GA4・データ活用についてお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。初回無料です。